施主のご両親が40年前に建築された三階建てのRC住宅です。
足が不自由になられたお母様が家に戻ってこられるように、外部の改修と内部のバリアフリー化を含むリフォームを依頼されました。
玄関付近から見た外観です。
桜島の降灰の影響もあって、外壁の傷みが目立っています。
外壁の補修と吹付塗装のやり直しを行います。
吹き抜けのあるダイニングです。
クロスの張替は行われていたため、現在でも綺麗な状態です。
天童木工の家具で揃えられています

大きな窓のある独立したキッチンです。

オーダーされた洗面台です。
左側の壁面に収納が造りこまれています。

大きな窓のある広いトイレです。
キッチン、洗面所、トイレなどの設備は、年月による傷みが目立ちます。
床仕上げなども現在の材料ほど機能的ではなくなっています。
二間続きの和室です。
一部は茶の間として使われていました。
収納も綺麗に造りこまれています。
扉等は傷んで使いにくくなっています。
室内から見た玄関付近です。
現在で見ても大変すっきりしたホテルのようなイメージです。
雰囲気を壊さないように実用的になるように手を入れます。

内装を取り払った和室です。
コンクリートの躯体が見えています。
外壁の内側には、今回断熱材を吹き付けて、内部環境をより良くします。

住宅としては開口部が大変多いため、今回の工事でサッシュとガラスの性能を高めて内部環境を良くすることに努めます。
南側に大きな吹き抜けの開口があって、冬の日差しが気持ちの良い住宅です。
三月末をめどに工事が進んでいます。
また経過報告致します。